日本の送り込んだ大規模空母機動部隊が、ハワイのオアフ島南岸に位置するアメリカ太平洋艦隊の根拠地パールハーバーなどを攻撃、艦隊主力に大損害を与えた。
ただし、日本側の宣戦布告が遅延した為、アメリカ側はこれを騙し討ちとして取り上げ、「リメンバー・パールハーバー」のスローガンの元に民意を統一することに成功する。
---------------------------------------------------------
われわれ日本人は8月15日の終戦記念日よりも、大東亜戦争が開戦した12月8日について思いを馳せるべきではないでしょうか。
ピューリツア賞を受けたアメリカの従軍記者ジョン・トーランドはその著書の中で
「アメリカのように天然資源と広い国土に恵まれ外国に攻撃される恐れもない国が、どうして日本のように小さく、ほとんど資源もなく常にソ連のような仮借ない隣国の脅威にさらされている島国の置かれた立場を理解することができるだろうか。アメリカが口にする正義は、結局は自己の目標を貫かんがためであり唱える道義はその奥底において、自らの利益のためであった」
と自らの国家に疑問を投げかけています。以下の高村光太郎の詩は、当時の日本人の気持ちを良く表現しているのではないでしょうか。
鮮明な冬
この世は一新せられた。
黒船以来の総決算の時が来た。
民族の育ちがそれを可能にした。
長い間こづきまはされながら、
なめられながら、しぼられながら、
仮装舞踏会まで敢てしながら、
彼等に学び得るかぎり学び、
彼等の力を隅から隅まで測量し、
彼等のえげつなさを満喫したのだ。
今こそ古しへにかへり、
源にさかのぼり、
一瀉千里に奔流となり得る日が来た。
われら民族の此の世に在るいはれが
はじめて人の目に形となるのだ。
ひよどりが鳴いてゐる、冬である。
山茶花が散ってゐる、冬である。
だが昨日は遠い昔であり、
天然までが我にかへった鮮明な冬である。
※昭和16年12月10日作、昭和17年1月の『改造』に発表
教科書では教えない真実の日本 凛として愛(5/7)
http://www.youtube.com/watch?v=kTP3t4cdL3Q
太平洋戦争開戦ラジオ放送
http://www.youtube.com/watch?v=r4xKhHfLB0s
『日本の暦』より
0 件のコメント:
コメントを投稿