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2010年10月4日月曜日

今日は何の日? 自由の指令が発令される

1945年、GHQ から日本政府に出された指令で、「内務大臣らの罷免、思想・言論規制法規の廃止、特高警察の廃止、政治犯の釈放等」といった内容となっている。これを通達された東久邇宮首相は、この内容の実行は不可能として辞職し(10月5日)、10月9日幣原喜重郎内閣が成立した。
その後、自由の指令の内容は逐次実行に移され、特高警察は10月6日廃止され、(また前述の通り新聞紙等掲載制限令も10月6日廃止)10月10日政治犯の釈放が行われた。その後も、国防保安法・軍機保護法・言論出版集会結社等臨時取締法などが10月13日廃止、治安維持法・思想犯保護観察法などが10月15日廃止されるなど、思想・言論に関する統制は急速に廃止されていった。
(註:特別高等警察とは、大日本帝国憲法下の日本で共産主義・社会主義運動のほか、全ての反政府的言論・思想・運動を弾圧したとされる秘密警察。略称は「特高警察」または「特高」。)

物事に良い面も悪い面もあるものです。
自由に活動できるありがたさもあれば、自由だからと思想犯が集まったりする恐ろしさもあります。
本来ならば日本人が自ら考えて、悪法を正しい良い法律は残すということが必要でしょう。
自由の名の下で占領軍によって発せられた指令。
自分で決められないのはかえって不自由じゃないかと思います。

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