ここまですることはない。原子爆弾を使った殺戮は、そんな残虐な行為でした。
広島原爆投下
1945年、アメリカ軍による広島市への原子爆弾投下が行われました。
GHQのヘレン・ミアーズ女史の著書によれば、日本政府は1945年5月に、アメリカ政府に対して、正式に降伏を打診しましたが、それをアメリカ政府は無視されました。
つまり1945年の5月に降伏したにも関わらず、8月6日に広島へ原爆を投下したのです。8月9日にも長崎へ原爆投下をしたのです。
これは、ウラン式とプルトニュウム式原爆の人体実験あるいはソ連(現在のロシア)に対する牽制または軍事力の誇示だとも言われています。
ハーグ空戦法規では、民間人を虐殺する事、民間の建物等を攻撃する事を禁じていますが、広島、長崎では原爆投下により民間人が大量虐殺され、民間人の建物が破壊されました。
広島、長崎の原爆投下により現在までに、40万人以上の方が亡くなっています。これは人類史上最も残酷な戦争犯罪と言えます。
広島の原爆慰霊碑には「安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませんから」と刻まれています。これに対し、東京裁判において、日本人無罪判決を出したパール博士は、「この過ちは"二度と繰返さぬ"という過ちは誰の行為をさしているのか。もちろん、日本人が日本人に誤っていることは明らかだ。それがどんな過ちなのか私は疑う。ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落とした者は日本人でないことは明瞭である。落とした者が責任の所在を明らかにして"二度と再びこの過ちを犯さぬ"というのなら肯ける。この過ちが太平洋戦争を意味しているというのなら、これまた日本の責任ではない。この戦争の種は西洋諸国が東洋侵略のため蒔いたものであることも明瞭だ。更にアメリカはABCD包囲網をつくり、日本を経済的に封鎖し、石油禁輸まで行って挑発したうえ、ハル・ノートを突きつけてきた。アメリカこそ開戦の責任者である」と語っています。
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