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2010年11月23日火曜日

今日は何の日? 新嘗祭

「天皇が新穀を天神地祇に勧めて神を祀り、自らも食す」。農業を中心とした社会において重要な収穫祭。現在の祝日にも名を変えて残っている(勤労感謝の日)。元々は11月の第2の卯の日に行われた行事。
天皇陛下が,神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。
戦後は皇室典範からこの儀式は除外されたが、各地の神社での新穀感謝の祭事は続いている。


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『日本の暦』より

日本は稲作の国ですね。古事記には天照大御神が稲穂を持っている姿が書かれています。
天皇陛下のおことばにも、森と田んぼに言及されているものが多く、持続可能な自然と人間との共存を強調されています。
また米は穀物の中では最も栄養が豊富で保存がきくという特徴もあります。
森林と稲作の技術やそれに関連する文化や伝統がもっと世界の人々に知られるといいかもしれません。

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