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2010年9月24日金曜日

今日は何の日? 像のインディラ

動物園といえば象。昔はそういう人が多かったそうです。
長い鼻がなんともユニークで、大きくて優しい目をしていてとても強そうな動物。

1949年(昭和24年)9月24日、インド象のインディラが来日しました。 この年の春、東京・台東区の子供たちが、インドのネール首相あてに「象をください」と手紙を出しました。 上野公園には戦前、三頭の象がいましたが、空襲に備えて戦時中に処分されていたんですね。
そんな子供たちの象を見たいという願いを聞き届け、インドのネール首相はさっそくインディラ(後の首相 インディラ・ガンジー)と首相の令嬢の名をつけたメスの象を贈ってくれました。 インディラは9月25日に上野動物園に到着し、 動物園には9万2000人の入園者が殺到したそうです。

インドのネール首相は戦前戦中の日本の奮闘に感激を覚えたとして次のように語っています。

「20世紀の初め、アジアの精神に大きな影響を及ぼした事件が起こった。それはロシアが日本と戦って負ける事である。あのちっぽけな日本が、ヨーロッパのうちでも最大の、最強の国の一つであるロシアを破ったという事は、多くの人々を驚かせた。アジア人にとって、これは嬉しい驚きであった。私は今でも日本の勝利のニュースが伝えられる度ごとに、どんなに感激したかをまざまざと覚えている。

「長い間、インド人はイギリス人に対する劣等感にとらわれていた。イギリス人の長い間の支配や、1875年の反乱の野蛮な弾圧が、それを養ったのだ。兵器法によって、インド人は武装が禁じられていた。彼らに与えられた教育までが、彼らに劣等感を与えた。そしてヨーロッパ人は、アジア全体が一つの残された大陸であり、将来長くヨーロッパ人の支配を受けるものだと思い込んでいた。それゆえ、日本の勝利は、アジアにとって偉大な救いであった。そしてインドでは、我々が長くとらわれていた劣等感を、取り除いてくれたのである。」

日本は大東亜戦争が始まるずっと前に国際社会に対して人種差別撤廃を訴えていましたが、当時は白人至上主義とも呼びたくなるような状況が続いていました。
日本が戦争に突入する動機はさまざまありましたが、そういう経緯を考えると「白人支配から東亜を解放する」という志もあったと言えるかもしれません。


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